時には手を取り合って意見が一致し、
この人と結婚すると決めてよかった!
と思うこともちゃーんとよくあります。
一流ホテルのロビーで例のナタリーを待っていた時、
チェックアウトしてる親子の姿が。
4歳くらいの男の子が走り回っている。
一流ホテルのロビーを騒いで走り回り、
それを何も言わず見ているご両親。
むしろ軽く笑顔。
お母さんがその子を呼び、
ジャンパーを着せようとすると、
突然その子はジャンパーをバシバシ叩き、
大いに抵抗した後、
またそのまま逆方向へ走り出した。
その拍子に靴が脱げた。
すると「Oh!」と声をあげるお母さん。
今度はもう片方の靴も脱ぎ捨て、
また逆方向へ走り出し、
ロビーのソファーに飛び乗って遊んでいる。
ぴょんぴょん飛び跳ねて叫んで走って。
「俺が世界を支配している」モード。
何も言わずフロントに立っている両親。
・・・・メラメラと怒りが燃え上がる私。
多分、オデコにヤカン乗せたら即効で沸騰してた。
こんのクソガキ・・・!!
とにかく落ち着こうとして、
視界に入れないようにうつむいて見ると、
隣で小刻みに震える拳が目に入った。
はっと顔を上げると、
それはそれは般若のようなお顔のアンコロさん。
うわ、怒ってる…。
と、そこへナタリーがやってきた。
のでとりあえず笑顔に戻った私たち。
帰りに思い出したようにアンコロが、
「あの子供すごかったね!」
と言い出したので、
そこで大盛り上がりになったのだ。
「ああいうのが将来犯罪を犯すんだ」 ←そこまで?
「僕あと一歩で怒鳴るところだった」 ←私も!
「僕子供があんなだったら吊るし上げておしおきする。」 ←それぞ犯罪。
アンコロのオカンは非常に礼儀などに厳しく、
子供たちは小さい頃からとてもtameだった様子。
ギラっとオカンが睨むだけで全員泣き出すような。
(ちなみにlvmg家ではオトンがそんな存在だった。)
(ちなみにlvmgは三十路になってもオトンが怖い。)
(オバケより怖い。)
アンコロ家では、
今でさえも、お礼とかには特にうるさくて、
食卓で、「塩取って」と妹Aが妹Bにいい、
妹Bが塩を取って渡して、そのままになっていると、
「Thank youは!!!???」と怒鳴られている。
これはlvmg家にはない光景でビックリした。
家族内で塩くらいええやんけと思ったけど、
十代の頃「お母さんおかわりー」と、
ご飯を盛ってもらっていた自分を恥ずかしく思った。
例え兄弟でも「ありがとう」ってすぐ言えるのって素敵だなと思う。
子供ができたらアンコロとしつけに夢中になりそうです。
それがまた、とってもとっても楽しみです。